疑問・・・ゴビ砂漠の謎
雨が降ると、砂漠でも洪水になるのはわかるが、日照りが続くと洪水になる場所もある。
それは、ゴビの砂漠である。
日照りが続くとオアシスがあふれ出し、周辺の町を水浸しにしてしまうというのだ。
その原因は、ゴビの砂漠のはるか彼方にそびえる天山山脈にある。
この天山山脈は、長さ約2000キロにもおよぶ大山脈。
最高峰のポベーダ山は海抜7439メートルの高さを誇る。
当然、天山山脈の高いところは、真夏でも万年雪に覆われている。
問題はこの万年雪だ。
ゴビの砂漠から天山山脈にかけて、日照りが続くと、天山山脈を覆っている大量の雪が溶け出すのだ。
それが地下水脈にどっと流れ込み、地下水の出口であるオアシスで一気に噴き出すのである。
2000キロにおよぶ大山脈の雪解け水が、蛇口を求めるように集中的に噴き出すのだから、その水量はハンパではない。
ちなみに、天山山脈の雪解け水は、5000キロ先のオアシスまで流れていく。
なんともスケールのでかい話である。